見逃しやすい隠れ糖尿病、空腹時血統はあてにならない

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見逃しやすい隠れ糖尿病、空腹時血統はあてにならない

院長ブログ

2019/06/25 見逃しやすい隠れ糖尿病、空腹時血統はあてにならない

内臓脂肪の蓄積はメタボリックシンドロームに特徴的な「隠れ糖尿病」の原因となっています。「私は太っているが血液検査では全く異常はなく、いたって健康だ」という人がいます。このように健康診断の結果だけで糖尿病の有無を診断するのは危険なことです。

健康診断は、一般的に朝食を抜いた状態で採血するので、空腹時血糖のみが反映されます。空腹時血糖の正常値は110 mg/dL未満であり、それ以上であれば糖尿病予備軍、126mg/dL以上となれば糖尿病と診断されます。最近の健診では*HbA1c (ヘモグロビンエーワンシー)も測定されています。高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内のタンパク質と結合します。この際、赤血球のタンパク質であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがHbA1cです。HbA1cは、約一ヶ月の血糖値の平均を反映しています。HbA1c国際基準で6.5以上であれば糖尿病と診断されます。

メタボリックシンドロームでは、空腹時血糖やHbA1cが正常範囲内でありながら、実は糖尿病である「隠れ糖尿病」が非常に多いのです。食後の血糖が200mg/dlを超えれば立派な糖尿病です。「隠れ糖尿病」は空腹時血糖が正常なので通常の健診では見つからないのです。

隠れ糖尿病はブドウ糖負荷試験で診断します。ブドウ糖負荷試験とは、空腹時に75gのブドウ糖を内服し、三十分ごとに採血しますが、二時間後の血糖値が200 mg/dL以上の場合には糖尿病型と判定されます。メタボリックシンドロームでは、インスリンの効きが悪くなる現象、すなわちインスリン抵抗性によって食後血糖が異常に上昇し、隠れ糖尿病になりやすいのです。

 

 

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