高血圧が引き起こす慢性腎臓病と腎不全

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高血圧が引き起こす慢性腎臓病と腎不全

院長ブログ

2019/10/08 高血圧が引き起こす慢性腎臓病と腎不全

高血圧は腎臓の糸球体の濾過圧を上昇させ、慢性腎臓病を引き起こします。慢性腎臓病とは、「タンパク尿が出ているなど腎臓の障害を示す所見がある」、あるいは「腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下した状態が3ヶ月以上継続している」、そのどちらか、あるいは両方に該当する場合を指します。

体内の老廃物は血液によって腎臓に運ばれ、網目のような構造をもった糸球体で濾過されて、尿になって体外に出ていきます。このような腎臓の濾過機能は糸球体にかかる圧力(血圧)で調節されています。高血圧が長く続くと糸球体の細い動脈に動脈硬化が起こり、腎臓が硬く小さくなって機能低下を生じ、腎硬化症になります。また、糸球体高血圧がレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の働きを活発にするため、循環血液量を増やしてさらに血圧を上昇させます。このように高血圧と腎臓病は互いに悪循環を形成します。糸球体は廃絶すると再生しないので、糸球体障害は残された糸球体への負荷をさらに強めることになります。腎硬化症が進行すると、血液をろ過して尿を作っている糸球体にも硬化が起き、タンパク尿が出るようになります。さらに腎機能が低下すると腎不全に陥ります。腎不全が悪化して尿毒症を起こすと命にかかわるので人工透析が必要になります。

糖尿病は、糖毒性による微小血管障害によって腎臓を傷つけます。したがって、高血圧と糖尿病を併発すると腎不全への坂道を転がり落ちていく速度はさらに速くなります。

 

 

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